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2016年4月16日土曜日

農民の闘争の国際デー (4月17日)

4月17日(日)は「農民の闘争の国際デー」として、全世界でヴィア・カンペシーナや「土地なき農民運動」などが集会を開きます。この日は、20年前の1996年にブラジルで19人の農民活動家が虐殺された日を記憶するために定められました。20年経った今でも、各地で農民の権利を守るための闘争のリーダーたちが殺されています。

ヴィア・カンペシーナは声明の中で
「農民の生き方や人間性の営為における人々の重要な遺産に対する、すべての形態の不正義を非難します。利潤の増大のために、土地と天然資源が社会の共有材として扱われることを否定し、それらを私営化(民営化)するモノカルチャーの実践を強制するアグロビジネス・モデルの押し付けが行われ続けています。それらは、生物多様性を破壊し、さらに多くの毒を使わせ、政府や国家の意思をねじ曲げようとします。
 利潤を最大化しようという大企業の受動的な同盟者である多くの政府とは異なり、ヴィア・カンペシーナは、人々の「食料主権」原則に基づいた、自然と人間性のバランスを保全する平等性に基づいた経済を確立する時が来たと信じています。」と述べています。

[Resouce] 17th April: Peasants mobilize to mark two decades of struggle to defend land and life

2015年6月17日水曜日

Nyéléni: 食料主権と栄養摂取





Nyéléni ニューズレターの22号が発行されています。

Nyéléni は西アフリカのマリにある町の名前で、2007年に世界各国から小規模農家のネットワークがそこに参集し、食料主権と小規模農業の権利を訴える会合を開きました。
 これは、Nyéléni宣言としてまとめられ、またその後も定期的に政策レポートやニューズレターが発行されています。
 今回発行された22号は、食料主権と適切な栄養摂取の権利の関係をあつかっています。
 パレスチナの事例など、興味深い話が掲載されていますので、その囲み記事の部分を抄訳し、ご紹介します(逐語訳ではないことにご注意くださいご注意ください)。