2015年の世界社会フォーラムは2013年に続いて、北アフリカ、チュニジアの首都チュニスで行われます。「アラブの春」による民主化が各国で後退し、軍政の復活やイスラム原理主義の勢いが強まる中で、アラブの春の起点となったチュニジアは着実に民主化の歩みを進めています。そうしたチュニジアの人々との連帯のため、再びチュニスでの開催が決定されたものです。
会期は2015年3月24日から28日まで。また、前後に社会運動団体ネットワークの会合やテーマ別の会議など、様々な集まりが行われる予定です。
報道(Walden Bello cuts ties with Palace over Mamasapano ‘cover-up’)によれば、南北問題に関する著名なシンクタンクであるフォーカス・オン・ザ・グローバルサウスの代表であり、数々の著作で有名なフィリピンの政治学者ウォールデン・ベローが、2期6年にわたって務めた代議院議員を辞任したもよう。