ニューヨークのビル・デブラシオ(Bill de Blasio)市長が11月21日に行った演説の中で、トランプ次期大統領が行うと公約しているいくつかの政策への協力を拒否し、場合によっては連邦政府に逆らってでも社会包摂的なニューヨークを維持する決意を表明しています。
とりあえず、翻訳付きで紹介します(急いでやったので、ミスがあればご指摘ください)。
これは、あなた方の市長としての、私の約束です。
私たちは、私たちの民衆のために立ち上がるためであれば、すべての行使可能な手立てを使います。もし、イスラム教徒が登録を要求されたら、それを阻止するための法的措置をとります。
もし連邦政府が私たちの警察官に対して、移民の家族を引き離すように望むなら、私たちはそれを拒否します。
もし連邦政府が遵法的なニューヨーク市民を、弁護人なしに追放しようとするなら、私たちは問題に介入します。
市議会としてその人達が彼ら自身と家族の身を守るために必要な弁護士を提供できるようにします。
もし、司法省が地元警官に停止身体検査(stop and frisk)の再開を求めるなら、私たちはそれに応じません。
私たちは人種的プロファイリングに基いた地域警備(neighborhood policing)を行いません。
プランド・ペアレントフッド(※人工妊娠中絶を含めた性と生殖に関する医療サービスを提供するNGO。マーガレット・サンガーによって設立された)への連邦助成が脅かされるならば、私たちが、女性が必要な健康サービスを受けられることを保証します。
もしユダヤ教徒、イスラム教徒、LGBTコミュニティのメンバー、あるいは他のいかなるコミュニティのメンバーが犠牲にされ、攻撃を受けるなら、私たちはその攻撃者を見つけ出し、彼らを逮捕し、訴追します。
これがニューヨークなのです。
選挙の日から、我々のあり方のなにかが変わったわけではありません。私たちはいつも、ニューヨークです。
私たちはいつも、ニューヨークです。(スペイン語で繰り返す)